てんかん発作が起きやすい年齢

てんかんは、どの年代でも等しく発症するわけではありません。発症しやすい年代があります。一番発症しやすいのは、3歳以下の子どもたちです。その後、急激に発症率は下がっていき、成人による発症率はかなり低くなります。しかし、60歳を過ぎると急に発症率が大きくなります。3歳以下の子供がてんかんになる原因ですが、それは大脳による傷と言われています。子供が母体にいる時、また分娩の時に何らかの事がきっかけとなって大脳に傷がついて、それが痙攣の原因ではないかと言われています。さらには先天性の奇形や先天性の代謝異常などによって発病するともみられています。先天性代謝異常とは健康な子供が持っているいくつかの、あるいは一つの酵素が生まれながらに欠損していることによって引き起こされる病気のことです。こうしたことのために3歳以下の子供はてんかんになりやすいと言われています。高齢者がてんかんを発症する原因は、脳卒中が1番の原因とみられています。また、脳内の神経変異性疾患によって脳細胞が死滅していくために起こるともいわれています。アルツハイマー病はその代表例です。さらに、高齢者になると筋肉が弱り、つまずき転びやすくなります。そのために頭部に外傷を負ってしまうしまうケースがあります。その外傷がきっかけで、てんかんになることもあるようです。このように幼児や高齢者にてんかんの発症が非常に高いという統計が出ていますが、しかし、どの年代にも起き得ます。なぜならば、てんかんの主な原因の1つは脳の一部が傷つくことによって起きるものだからです。ですから、例えば交通事故などにより頭に外傷を受けた場合や頭部の手術をした場合には、てんかんになる可能性があると言えます。